
定規ってひとつじゃないの?

使う用途、好みによって変わります。
★の数はおすすめ度です。
ルーラー(定規)
ruler ★★★★必須
製図~裁断~縫製まで使える定規です。
方眼入りのものが便利です。直線だけでなくアームホール(袖ぐり)などのカーブを測ることもあるため、硬いだけでなくしなりのあるものを選びましょう。(画像は55cmのもの)
カッター定規 金属製定規
cutter ruler ★☆☆☆お好みで・なくても大丈夫
端に金属がついている。または全体が金属製の定規です。
カッターの刃が当たっても削れることのないように丈夫なつくりになっています。カッターを使用する人は用意すると良いでしょう。
竹定規 竹尺
bamboo ruler ★★☆☆あると便利
竹製の定規です。
20cm、30cm、75cm、1mなどがあります。
縫い代を折る際に20cm定規は手に持ちやすく、アイロンの熱にうっかり当たっても溶けないので便利です。(もちろん熱をずっと当てることはやめてください)なおメートル単位と和裁に使われる鯨尺のメートル刻みの両方が書かれているものもあります。
雲形定規 曲線定規
french curve ★★☆☆あると便利
雲形の曲線のついた定規です。
製図で曲線(カーブ)をきれいに書く時に使います。イラストや建築でも雲形定規は使うため、画材屋や大型の文房具店などにも置いてあります。洋裁用のものもあり、襟元、アームホール(袖ぐり)、に適した曲線になっています。
※使用法について詳しくは製図の項参照。
真っすぐな捨て紙
straight discarded paper ★☆☆☆お好みで・なくても大丈夫
製図を書いて型紙を切り出すと、型紙と不要な捨てる部分の紙ができます。真っすぐ、または直角の捨て紙が出来たら取っておくと簡易定規として使えます。管理人は暗算が苦手であることと、測る手間を省くために使用しています。
※使用法について詳しくは製図の項参照。
厚い紙
thick paper ★☆☆☆お好みで・なくても大丈夫
板状のやや厚い紙です。
縫い代を折り返す時に定規の代わりとして使ったり、外つけポケットの形づくりなど、アイロンの熱が当たっても大丈夫なように自作の簡易定規や型をつくっておくと便利です。
メジャー 巻き尺(黒テープ)
measure ★★★★必須
柔らかい素材の計測器です。
採寸の際に必要です。巻き尺には手巻きとボタンを押すと自動で巻き取る便利なものもあります。メジャーがない場合は伸縮性のない黒いテープを巻いて、しるしをつけてから定規で計ることで代替えができます。
※使用法について詳しくは採寸の項参照。
まとめ
- 採寸に必要なメジャー(柔らかい定規)
- 製図用(罫線の入った、しなりのある定規)
- 製図用(カーブをきれいに清書する定規)
- 縫製用(手に持ちやすいサイズの耐熱定規)

初めてならこれを買ってみよう!
- メジャー 巻き尺
- ルーラー 定規
- 雲形定規 曲線定規
- 竹定規 竹尺(あれば便利)
必要になったら、他のものも買い揃えてみよう。